2009年12月31日

2009年

思い返せば今年は初詣の行列に神輿が突っ込んできてキレるところからスタートしたような気がする。

4月ぐらいに近所で募集していたバイトの面接を受ける。5月下旬からバイトを始め、3ヶ月試用期間として働いて、更にその3ヶ月後には何故か社員になっていた。

バイトを始めてからは家に居る時間が減って、それに比例して作曲などをする時間も随分減ったように思う。会社では延々と HTML, CSS, PHP, JavaScript, MySQL, PostgresSQL など触っている状態なのでやはり家ではあまりそれらも触らず、食事と睡眠以外には Wii ぐらいしかやってなかったような気さえする。
一方職場はわりと和気あいあいとしていて、仕事環境としてはとても快適な空間。自分でやるべき仕事を見つけられるなら、どんどんそれをやらせてもらえる。自分がやりたいと思うもの、やるべきものをやるために会社に行く感じなので、やらされてる感もなく朝とても気が楽だ(もちろんそこには責任が付随しているけど)。

安定した収入が得られるようになったので、身の回りのものも色々と整えた。OSもやっと Windows2000 から卒業したし、モニタも CRT からフルHD液晶にしたし、円高の時にちょっと背伸びをして KOMPLETE6 も買ってしまった。でも急激に家でパソコンに触れる時間が減っていっているので、ある意味無駄な出費のような気もして微妙な心境でもある。
そうやって少しずつ少しずつ作曲もやらなくなっていくのかなあ…。

2010年も頑張ろう。


posted by oov at 14:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月03日

Google日本語入力

MS-IMEが糞っているという話はまあ端折って問題ないと思うが、Google日本語入力の登場は「国内に居る詳しい人たちをみんな Google が囲い込んでたんじゃねーの」と思わせるほどに素晴らしい変換精度、変換結果を弾き出したように思える。

日本語入力はおそらく国語辞典のような辞書に従うというよりは慣例的な誤用や流行などで一時的にものすごい需要が現れるような単語など、入力する人にとって重要視されるような分野が大きく異なるような気がする。
時代の流れを色濃く反映させることができるという意味で、Google 日本語入力はとても優れていると思う。
ATOK が今まで人力で(どこまでが人力かどうかは知らないが)時代に合わせて辞書をメンテナンスしていたコストを大幅にカットしたのは恐ろしいことだ。
もちろん世の中の人たちが誤用するような単語はそっちが優先して出てくるのだろうけど、言語自体が時代によってどんどん変化していくものだと思うのでそういう側面から見れば問題ない。

最近の ATOK といえば「言葉狩り」などが話題になっているものの、個人的には辞書のデータとして用意するかどうかとフィルタリングするかどうかというのは別の問題だと思う(そもそも差別語フィルタとか、自主規制フィルタとか、用途によってフィルタが色々と存在する必要があるはず)。
そういう点で ATOK のやり方は気に入らなかったので、Google 日本語入力はとても素晴らしいと思う。
Google 日本語入力にちゃんとしたフィルタリングシステムが実装されて、必要に応じて(例えば会社の規則などに合わせて)候補のフィルタリングができるようになってしまえばいいなあと思う。

Windowsの64bit版のリリースが待ち遠しい(家で使えないので)。
あと多分 ChromeOS にも搭載されると思うので、ARM用のLinux版も早く出るといいなあと思う(NetWalker用に)。

色々と楽しみになった。
posted by oov at 22:44| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする