Geez in the universe

とある昔の知り合いのサイトに行くと、その人が作ったピアノ曲のデータがそのままの状態でアルバムに無断で収録されてしまったらしい話を見つけた。
非常に悪質だと思う。
もちろんデータを作った本人の名前はどこにもなく、結構売れているらしいそのアルバムの売り上げも全く入ってこないし、とてもズルイ商売だ。

「楽曲無断使用事件に関して」というページを見つけた。
http://bsvmusic.pos.to/pirate/index.html

上記サイトのリンク集を見るとわかるように、世の中には同じ事がもう何度も起きている（大嶋さんの事件はリアルタイムに見ていた記憶もある）。
表面化してないものも含めるともっともっと沢山ありそうな気もする。

この手の話はやられた側が気付かない、あるいは気付きながらも行動起こさないと問題として表面化してこない上に、本人が騒ぎ立てないと結構簡単に沈静化してしまう（結局は親告罪なので。しかも犯人を見つけてから半年以上経過すると告訴もできないはず《参考リンク》）。
今回のケースも被害を受けた本人が行動を起こさない方がいいと考えているようなので、きっと人知れず起こった出来事として闇に消えていくんだろう。

楽器の編成が薄いデータはサンプリング素材にしやすいだろうし、インスト曲はそのまま映像の BGM として使ったりもしやすいだろうと思う。
もしかしたら1時間で作ったような簡単なデータで沢山の売り上げを生んだり、色々な人に名前を知ってもらえるチャンスもあったかも知れない。
それらが別の世界の出来事になり、自分が作ったデータが他人のものとして扱われていくのは、とても悲しいことだと思う。

ところで画面内を動き回る峰不二子をクリックしてひとつ残らず全部消すとクリアになるゲームってのはどうかな。タイトルは「Minesweeper」ね。